孫育てのワナ?

今日の日経新聞夕刊に、京都大学霊長類研究所の教授である正高信男先生の「孫育てのワナ」という記事を見つけました。

昔から「人間のおばあちゃん仮説」なるものを提唱されているので、また新たな発見か?と思って読んでみました。
ちなみにおばあちゃん仮説とは、霊長類のなかでもチンパンジーなどは、生殖能力がなくなると死んでしまうが、人類だけが生き延び、孫育てをするのは、祖父母に子育て役割があるからだというものです。群れで、年長者が子どもを育て、若い親たちが狩や採集をするのは利にかなった行動であるということのようです。次世代養育の世代を超えた分担という意味ですが、日本ではそこに「孫育てのワナ」があるといいます。

それは「うちの孫」に限定されがちだから。欧米では、里親や養子を育てる人が多いが日本ではなかなかそれができない。また、孫にはたいへん甘く、これはノスタルジー、老いの自覚の裏返しであり文化的自己愛で孫に若き日の祖父母自身の面影をみているから、と手厳しい。

祖父母と孫の関係が、他の霊長類にはない人類進化の証であるなら、是非その力を発揮してもらえる社会になるといいですね。子育てひろばで活躍している祖父母世代のボランティアこそ、そういった意味では進化系のスーパー祖父母といえます。改めて感謝です!
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